ポルシェのスーパーカー、フォーミュラ1のエンジンを搭載か

Porsche 917 Living Legend コンセプトカー

Porsche 917 Living Legend コンセプトカー

ポルシェは、フォーミュラ1のエンジンが搭載されたスーパーカーを開発している。そのプロジェクトはまだ公式に発表されていないが、2021年のF1のために開発を予定したV型6気筒エンジンを搭載したハイブリッドスポーツカーであると言われている。

ポルシェは、数年のうちにハイスピードでパワフルな全固体電池を搭載した電気スーパカーを市場に出すことを計画していた。しかし、全固体電池の技術開発は困難を極め、プロジェクトの遅延が示唆されている。

この電気スポーツカーが発売される前に、新たなスポーツカーの販売を計画していると予想される。

また、2021年のF1参加を目標に開発していたエンジンについて、1年以上かけて開発を行い完成させたものの、エンジン以外の開発が困難であることを理由に、フォーミュラ1への不参加を決定。代わりに2019年よりフォーミュラEへ参加している。

せっかく開発されたフォーミュラ1のエンジンは、フォーミュラ1の舞台で使用されることはなくなったが、新しいスーパーカーに採用される可能性がある。

ポルシェの新しいスーパーカーは、MercedesのハイブリッドスーパーカーMercedes AMG ONEをライバルと見做している。同車種は同じくフォーミュラ1のエンジンを搭載しており、来年の販売開始を予定しているため、ポルシェもこれに対抗し開発を急ピッチで進めていると言われている。

ポルシェのエンジニアは、プロジェクトはニュルブルクリンクサーキットで6分30秒ラップタイムを目指している。つまり、新しいスーパーカーは、ポルシェ919ハイブリッドエボ5分19秒とポルシェ918スパイダー6分57秒の間の記録となるだろう。

最後のポルシェ911、991シリーズ出荷

スポーツカーのパイオニア、そしてベストセラーであるポルシェ911の中でも991シリーズは最も人気があり、これまでに233,540台が販売されたが、この度911スピードスターが出荷されたのを最後に生産を終了する。

ポルシェAGの最高研究開発責任者であるマイケルシュタイナーは次のようにコメントしている。「ポルシェは伝統と革新の両方を目指しています。 ブランドの中核である911ほどこの精神を明確に反映しているモデルはありません。911は1963年に356に変わって人気を博し、その後の数十年で、比類のないスポーツカーアイコンに成長しました。 特に991シリーズは、性能、運転性、効率の点で新しい基準となりました。 991シリーズの引退は名残惜しくもありますが、次の世代へ進んでいくための一歩でもあります。 また私個人にとっても、991シリーズは本当に大切なモデルでした。」

991シリーズは、911の歴史の中でも最大の開発ステップとして2011年に発売された。すべてのコンポーネントの90%が新しく設計された。 革新的なアルミニウムとスチールの複合材料で作られた軽量ボディのおかげで、旧型モデルより極めて軽くなった。 旧モデルより100ミリメートル長いホイールベース、シャーシには新しいオプションのロール安定化システム(ポルシェダイナミックシャーシコントロール(PDCC))を装備し、走行力学のベンチマークを確立した。

 

NewポルシェマカンGTS

NewマカンGTSは、強力なエンジン、パフォーマンス指向のシャーシ、特徴的なデザインを完備している。

新たなツインターボエンジンは、排気量2.9リッター、6気筒、最高出力280kW(380PS)で、旧エンジンより出力は15kW(20PS)上昇した。スポーツクロノパッケージ装着時、4.7秒で100㎞/hまで加速でき、旧型モデルより0.3秒早い。最高速度は261㎞/h。エンジンの最大トルクは1,750から5,000rpmの回転域で520Nm(20Nmに上昇)。燃料消費率(NEDCスタンダード)9.6l/100kmとなっている。

ポルシェのコンパクトなSUVモデルラインの新しいメンバーは、「グランツーリスモスポーツ」の略でGTSと呼ばれる。

シャーシをさらに10ミリメートル下げると、オプションでアダプティブエアサスペンションを採用できる。 標準の20インチRS Spyder Designホイールと巨大なサイズの鋳鉄製ブレーキ(フロントで360 x 36ミリ、リアで330 x 22ミリ)を組み合わせた新しいマカンGTSは、真のスポーツカーの敏捷性を印象付ける自動車だ。ポルシェサーフェスコーテッドブレーキ(PSCB)とポルシェセラミックコンポジットブレーキ (PCCB)などがオプションとして選択できる。

黒がアクセントになったユニークなデザイン

NewマカンGTSは、スポーツカーらしさが強調されたデザインとなっている。 標準パッケージは、新しいフロントおよびリアトリムと印象的なサイドスカートを備えており、フロントエプロンとフロントセクションは、黒がアクセントとなっている。これは、すべてのポルシェGTSモデルのユニークな特徴である。 ポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)を備えたLEDヘッドライトと、LEDライトバーを備えた3次元リアライトも黒に統一されている。

サテングロスブラックの20インチRS Spyder Designホイール、レッドブレーキキャリパー、ハイグロスブラックのトリムストリップは、スポーティなデザインをよりシックで洗練されたものにしている。車体の後部は標準スポーツ排気システムのディフューザーとテールパイプがブラックで塗装されている。

マカンGTSモデルだけに搭載されるプレミアムマテリアル専用のスポーツシート

シートセンターパネルのアルカンターラ®、センターコンソールアームレスト、ドアパネル、ブラッシュドアルミなどの高品質な素材により、マカンGTSのスポーティでエレガントな特性をインテリアで見ることができる。 スムーズレザーとシフトパドルのステアリングホイールリムを備えた多機能スポーツステアリングホイールは、GTS専用のスポーツシートと同様に標準装備されている。オプションのアルカンターラ®機能とカラーアクセントを備えたカーマインレッドまたはクレヨンのGTS革張り、BOSE®サラウンドサウンドシステム、ワイヤレス充電機能を備えた新しいスマートフォントレイは、多くのパーソナライズオプションの一つ。 トラフィックジャムアシスト、リアビューカメラやサラウンドビューなどのパークアシスト、加熱フロントガラス、イオナイザーなどの適応型クルーズコントロールもオプションで安全性と快適性を向上させる。

出所:「newsroom The Media Portal by Porsche」https://newsroom.porsche.com/

※弊社(株式会社トランスコンチネンタルオートモービル)も、マカンGTSを取り扱っております。

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