ポルシェはタイカン4Sモデルを発表
先月4日に最新の電気自動車であるタイカンターボとタイカンターボSを発表したが、これに続いて本日10月14日、ポルシェはニューモデル、タイカン4Sを発表した。
ニューモデルにはバッテリーサイズが2つあり、出力390 kW(530HP)のパフォーマンスバッテリーと出力420 kW(571HP)のパフォーマンスバッテリープラスから選択できる。標準装備として79.2 kWhのシングルデッキパフォーマンスバッテリーが採用されている。 タイカンターボとタイカンターボSに採用されている、93.4 kWhの2デッキパフォーマンスバッテリープラスは、タイカン4Sにも搭載される可能性がある。
タイカン4Sは、0-100km/h加速4秒、最高加速 250㎞/h。WLTPスタンダードでパフォーマンスバッテリーの航続距離 407km、パフォーマンスバッテリープラスの航続距離 463km。最大充電容量(ピーク)は225 kW(パフォーマンスバッテリー)または270 kW(パフォーマンスバッテリープラス)。
タイカンターボおよびタイカンターボSと比較したタイカン4Sの際立った特徴には、空気抵抗の少ない19インチTaycan S Aeroホイールと赤いブレーキキャリパー、新しくデザインされたフロントエプロン、サイドシル、ブラックのリアディフューザーがある。ニューLEDヘッドライト(PDLS Plusを含む)も標準装備されている。
コックピットも、全く新しい洗練された構造となっている。自立型のカーブした計器類はダッシュボードの一番上に位置し、ドライバーにとって見やすく使いやすいものとなっている。中央の10.9インチディスプレイでは、情報とエンターテインメントを映し出すのみならず、オプションで助手席ディスプレイを組み合わせることで、一体となったディスプレイバンドを形成する。また標準装備として、タイカン4Sにはリサイクル素材からできている、8WAY 電動アダプティブスポーツシートを搭載している。
タイカン4Sのシャーシには中央ネットワークの制御システムである、ポルシェ4Dシャーシコントロールが搭載され、すべてのシャーシシステムをリアルタイムで分析し、同期している。 標準機能として、電子ダンパー制御PASM(Porsche Active Suspension Management)を含む3チャンバーテクノロジーを備えたアダプティブエアサスペンションを備えている。
タイカン4Sのフロントアクセルには、内部にベント付きのブレーキディスクを備えた6ピストン固定キャリパーブレーキがある。 ブレーキディスクの直径は、前車軸で360ミリメートル、後車軸で358ミリメートル。 リアアクセルには4ピストンブレーキが使用されている。 ブレーキシステムのブレーキキャリパーは赤い塗装。
タイカン4Sは2020年1月にヨーロッパで販売開始を予定している。
※弊社(株式会社トランスコンチネンタルオートモービル)も、タイカン4Sを取り扱っております。
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