世界が認める才能あるレーシングドライバーであり、ル・マン24時間レース、パリ・ダカール、フォーミュラレース1で優勝。 キャリアは30年以上に及び、今日のモータースポーツ界で最も成功した讃えられる男、ジャッキー・イクス。
ポルシェは、同社のレーシングおよびベルギーの歴史に伝説を残した、この不世出のドライバーに敬意を表して、2020年にジャッキー・イクス75歳を記念し、75台で911カレラ4S「ベルギーレジェンドエディション」を発表した。
911カレラ4Sベルギーレジェンドエディションのカラーは、ジャッキー・イクスのヘルメットの色である。スポーツデザインのフロントエプロンとサイドスカートは、ポルシェのスポーティなDNAを強調。 高輝度なLEDマトリクスヘッドライトが新たに採用されたほか、 電動ガラスサンルーフにより、ポルシェエンジンの独特のサウンドを楽しむことができる。
美しさを追求した仕上げと白くレーザー加工されたカラレクラシックホイール、ブラックのブレーキキャリパーが、本体と完璧に調和している。 また、ベルギー国旗とジャッキー・イクスの署名が付いたバッジがあしらわれている。
Porsche Exclusive Manufakturは、ジャッキー・イクスへの敬意の表われとして一連のユニークなオプションを装備し、高度にパーソナライズされた一台を完成させた。
18WAY 電動アダプティブスポーツシート、シートベンチレーションを含む
ぺプルグレイ(Pebble Grey)色のレザーインテリア
新しい911のロゴ エンボス ヘッドレスト
ジャッキー・イクス の署名がエンボス加工されたアームレスト(センターコンソール)
「911 Carrera 4S Belgian Legend Edition」と刻印されたカーボンドアシルガード(発光式)
撮影:ステファン・バルダウフ
現在、ポルシェはニュルブルクリンクサーキットでハイパフォーマンスを誇るパナメーラのプロトタイプを試験している。非公式情報によるとそのプロトタイプには820HP(出力)のエンジンが搭載されている。目撃者によると、サーキットではパナメーラターボより、プロトタイプは非常に強力だとのこと。プロトタイプは現在の最大出力を持つパナメーラターボSEハイブリッドモデルより、約150HP上回る。
撮影:ステファン・バルダウフ
以前に書いたように、2020年ポルシェはパナメーラフェイスリフトのワールドプレミアを目指している。このモデルは、おそらく「ラストエディションモデル」として、また「フェイスリフトの新しいトップモデル」になると可能性がある。
ニュルブルクリンクサーキットでの最大加速は、4ドアの自動車ではメルセデスAMG GT 63 Sでラップタイム7分25秒。パナメーラターボのラップタイムは7分38秒。この状況はポルシェにとって面白いものではない、新しいモデルで実績を破るつもりがあるようだ。
撮影:ステファン・バルダウフ
数十年間にわたりオランダへポルシェの輸入に携わったきたベンポン氏は、2019年9月30日に他界した。ベンポン氏は故郷でミスターポルシェと呼ばれていた。今般、ポルシェは911のベンポン氏メモリーエディションモデルを発表した。
ポンホールディングスは、長年オランダへのポルシェの輸入に注力してきた、その仕事のおかげでベンポン氏はミスターポルシェのあだ名をいただいた。現在ポルシェオランダは、販売開始70周年記念のスペシャルモデルの発表を準備していたが、ベンポン氏の死亡でメモリーエディションモデルになった。
スペシャルモデルは新型の911カレラ4Sに基づいている。1949年最初にオランダへ輸入されたポルシェは、356モデルであり、スペシャルエディションモデルのカラーはその356モデルのカラーとなった。その他エクステリアのポイントとして、スポーツデザインのフロントエプロン、スポーツデザインのサイドスカート、サイドウィンドウのアルミニウムトリムやブラックブレーキキャリパーなどを搭載している。
インテリアはグラファイトブルーレザー(シルバーのステッチ入り)で統一されたデザインとなっており、シートのセンターの部分はチェックパターンが採用されている。ダッシュボードには「Ben Pon」バッジ飾られている。
スペシャルエディションは、スポーツエキゾーストシステム、LEDマトリクスヘッドライト、リアアクスルステアリング、電動スライド/ヒルトガラスサンルーフ、70年の「ロゴ」が付カーカバーを採用されている。
パナメーラモデルの10周年記念日に、ポルシェは「パナメーラ10イヤーズエディション」モデルを発表した。パナメーラ10イヤーエディションは特別にデザインされた美しい装備のほか、快適性とシャーシにおいて特に充実した標準装備を搭載している。
サテングロスホワイトゴールドメタリックの21インチホイールと、フロントドアにある「Panamera10」ロゴは、特別仕様モデル専用。「Panamera10」のロゴは、助手席トリムパネルの内側とドアエントリガードにもある。インテリアは全体が黒いレザーで統一的にデザインされており、ホワイトゴールドの装飾ステッチは、高級感のある印象。
充実した標準装備
エクステリアの標準装備として、LEDマトリックス ヘッドライト(PDLS Plusを含む)、レーンチェンジアシスト、レーンキープアシストやパークアシスト(リバーシングカメラつき)を搭載している。インテリアも、チルト ガラスサンルーフ、プライバシーガラス、14way 電動調節アダプティブスポーツシートやBOSEサラウンドサウンドシステムといった充実の標準装備を誇る。
ポルシェパナメーラ4 10イヤーズエディションは、排気量2.9リッター、6気筒、最高出力243kW(330PS)ツインターボエンジンが採用されている。パナメーラ4E 10イヤーズエディションは、2.9リッターのツインターボエンジンとともに電気エンジン、最高出力100kW(136PS)が採用されている。
撮影:ステファン・バルダウフ
ポルシェは、「971」と呼ばれるパナメーラの第2世代のフェイスリフトを行なう。公道を走行するパナメーラのプロトタイプが目撃されている。現在のパナメーラのモデルは2016年から生産しおり、ライフサイクルの半ばであり、フェイスリフトが必要になっている。
撮影:ステファン・バルダウフ
エクステリア変更のポイントは、新しいフロントとリアのエプロンそして、その上に新しいヘッドライトを搭載している。リアライトは、ポルシェの新しいスタンダードに合わせ、特徴となるテールライトストリップが採用されている。フェイスリフトモデルのエンジンは現在採用されているエンジンより出力が上回り、一方燃料消費率が減っている。
撮影:ステファン・バルダウフ
ワールドプレミアは、2020年のジュネーブモーターショーで行う可能性がある。
撮影:ステファン・バルダウフ
ニュルブルクリンクサーキットを走行する電気自動タイカンスポーツツーリスモが目撃された。タイカンモデルと同じように、タイカンスポーツツーリスには2つの電気エンジンが採用されている。4輪駆動であり、総合出力(HP)はタイカンターボと同じように680HP。航続距離 (WLTP)約450km。ローンチコントロール時0-100km/h加速約3.5秒、0-200km/h加速約12秒。
撮影:ステファン・バルダウフ
タイカンモデルは、800Vの高電圧バッテリーシステムを搭載する。他の電気自動車では400Vバッテリーシステムを採用している。800Vの高電圧バッテリーシステムいいポイントは、バッテリーをわずか5分充電するだけで、100㎞の走行が可能となる。タイカンのドライバーが走行する際、これは大きな利点となる。
撮影:ステファン・バルダウフ
※弊社(株式会社トランスコンチネンタルオートモービル)も、タイカンターボを取り扱っております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
(撮影:ステファン・バルダウフ)ツーリングパッケージのモデルは、GTSモデルと同じフロントバンパーが採用されている。
新型の718モデル、ケイマン/ボクスターは 旧型の6気筒のエンジンに代わって4気筒エンジンが採用されていたため、ポルシェファンは、排気量4.0リッター、6気筒、最高出力309kW(420PS)エンジンが採用されている718ケイマンGT4とボクスタースパイダーのリリースを待ち望んでいた。しかし、新しい4.0リッターのエンジンが採用されているモデルのプレミアはこれで終わりではない。ニュルンブルクリンクサーキットで走行中の、新型718ケイマン/ボクスターツーリングパッケージのプロトタイプが目撃された。
(撮影:ステファン・バルダウフ)リアバンパーはGT4モデルに類似。
ツーリングパッケージはケイマン/ボクスターTと同じではない(Tはツーリングを意味する)。Tモデルには、排気量2.0リッター、4気筒、水平対向ターボエンジンを搭載。ツーリングパッケージにケイマンGT4と同様の4.0リッター、6気筒のエンジンが採用となりそうだ。エンジンの最高出力約390PS、ケイマン/ボクスターGTSモデル(2.5リッター、4気筒エンジン、最高出力365PS)から大きく向上する。
(撮影:ステファン・バルダウフ)ボクスターリアデザインはボクスタースパイダーに似ているが、バイスモデルのソフトトップだけ採用されている。
また、ケイマン/ボクスターGTS、S、バイスモデルと同様に、マニュアルとセミオートマチック(PDK)トランスミッションから選択できる。
ポルシェGT4は、ケイマンラインモデルの中で最高の加速を誇る一台だ。水平対向自然吸気ミッドシップエンジン、排気量4.0リッター、6気筒、最高出力309kW(420PS)と6速マニュアルトランスミッションが採用されているので、静止状態からわずか4.4秒で100km/hに到達、最高速度は304km/h。ケイマンGT4の仕様と価格は、上位にある911モデルに近い。例えばドイツにあるニュルブルクリンクサーキットをGT4は7分30秒で走行できる(関係者談)が、新型の911 Carrera Sは7分25秒で走行できる(違いは5秒だけ)。だが将来はその違いはなくなりそうだ。ニュルブルクリンクサーキットを走行する新型718ケイマンGT4RSのプロトタイプが目撃された。
(撮影:ステファン・バルダウフ)新しい、高くなったリアスポイラー(写真は試作版)、ケイマンGT4 RSの最大のエクステリア変更のポイント。
最も期待されているのは、GT4に採用されている6速マニュアルトランスミッションに代わって、マニュアルモードとオートマチックモードを備える7速ドッペルクップルングが搭載されること。すべてポルシェのRSモデルはサーキット指向であり、2ペダルのパフォーマンスだけで最高の結果を得られる。もちろん、トランスミッションの交換だけでなく、シャーシの調整とエンジンのブーストが必要になる。
(撮影:ステファン・バルダウフ) ケイマンGT4とのもう一つの違い: RSモデルにだけ採用されているNACAダクト。
もちろんポルシェがマニュアルトランスミッションに採用している、ブーストエンジンと軽量なケイマンのモデルを使う可能性がある(昔生産したケイマンRモデルのように)。しかしニュルブルクリンクで走行しているプロトタイプについて関係者は、ギアシフト時にセミオートマチックトランスミッション(PDK)を備えていると話す。
(撮影:ステファン・バルダウフ) プロトタイプのエクステリア変更ポイント:リアサイドウィンドウの代わりのエアダクト。エンジンへの送風を強化。
今年行われるワールドプレミアでの発表に向けて最終的な準備段階にあると予想されている、新型「911ターボ」、「911ターボカブリオレ」、「911タルガ」のプロトタイプが道路で目撃された。
911は50年以上の歴史を経て、これ以上の改良の余地がないほどの高水準の自動車になっている。だが顧客の心を射止めるために、ポルシェはさらにアクティブなテストプログラムに挑戦している。
プロトタイプは2018年から様々なテスト走行を行ってきた。ドイツのニュルブルクリンクサーキットではハイスピード走行、シュトゥットガルト周辺の公道では日常的な走行、今月イタリアのステルヴィオのジグザグ道では、カーブでのバランスを試すテスト走行を行った。
さらに上を行く一台に、市場の期待は高まっている。
仕様(未定)
ターボモデル
新装備 LEDライト、フロントタイヤ 19インチ 、リアタイヤ20インチ
0-100㎞/h 2.9秒加速
エンジン出力 約600PS
8速(PDK)トランスミッション採用
922ターボ, 撮影:@spottedbymaxi
992ターボカブリオレ 撮影:@spottedbymaxi
992タルガ 撮影:@spottedbymaxi
ポルシェはラインアップに新しいモデルを追加する。
911カレラと同様に、911カレラ4と911カレラ4カブリオレには、3リッター・フラットシックス、出力385PS(旧モデルより15PS向上)のツインターボエンジンが採用されている。
仕様
・911カレラ4
0-100km/h加速4.2秒(スポーツクロノ パッケージ 0-100km/h加速4.0秒 )
最高加速 291㎞/h
・911カレラ4カブリオレ
0-100km/h加速4.4秒(スポーツクロノ パッケージ 0-100km/h加速4.2秒 )
最高加速 289㎞/h
両モデルとも8速(PDK)トランスミッションが採用されている。
基本的には4輪駆動だが、雨天時は自動的にウェットモードが作動し、滑りなどを抑えた快適な走行を可能にする。
ウェットモードは911の標準装備となっている。
インテリアについても、10.9インチのタッチスクリーンや新デザインシートといった911スタンダードを標準装備している。
出所:「newsroom The Media Portal by Porsche」https://newsroom.porsche.com/
※弊社(株式会社トランスコンチネンタルオートモービル)も、911カレラ4と911カレラ4カブリオレを取り扱っております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。