今年行われるワールドプレミアでの発表に向けて最終的な準備段階にあると予想されている、新型「911ターボ」、「911ターボカブリオレ」、「911タルガ」のプロトタイプが道路で目撃された。
911は50年以上の歴史を経て、これ以上の改良の余地がないほどの高水準の自動車になっている。だが顧客の心を射止めるために、ポルシェはさらにアクティブなテストプログラムに挑戦している。
プロトタイプは2018年から様々なテスト走行を行ってきた。ドイツのニュルブルクリンクサーキットではハイスピード走行、シュトゥットガルト周辺の公道では日常的な走行、今月イタリアのステルヴィオのジグザグ道では、カーブでのバランスを試すテスト走行を行った。
さらに上を行く一台に、市場の期待は高まっている。
仕様(未定)
ターボモデル
新装備 LEDライト、フロントタイヤ 19インチ 、リアタイヤ20インチ
0-100㎞/h 2.9秒加速
エンジン出力 約600PS
8速(PDK)トランスミッション採用
922ターボ, 撮影:@spottedbymaxi
992ターボカブリオレ 撮影:@spottedbymaxi
992タルガ 撮影:@spottedbymaxi
ポルシェはラインアップに新しいモデルを追加する。
911カレラと同様に、911カレラ4と911カレラ4カブリオレには、3リッター・フラットシックス、出力385PS(旧モデルより15PS向上)のツインターボエンジンが採用されている。
仕様
・911カレラ4
0-100km/h加速4.2秒(スポーツクロノ パッケージ 0-100km/h加速4.0秒 )
最高加速 291㎞/h
・911カレラ4カブリオレ
0-100km/h加速4.4秒(スポーツクロノ パッケージ 0-100km/h加速4.2秒 )
最高加速 289㎞/h
両モデルとも8速(PDK)トランスミッションが採用されている。
基本的には4輪駆動だが、雨天時は自動的にウェットモードが作動し、滑りなどを抑えた快適な走行を可能にする。
ウェットモードは911の標準装備となっている。
インテリアについても、10.9インチのタッチスクリーンや新デザインシートといった911スタンダードを標準装備している。
出所:「newsroom The Media Portal by Porsche」https://newsroom.porsche.com/
※弊社(株式会社トランスコンチネンタルオートモービル)も、911カレラ4と911カレラ4カブリオレを取り扱っております。
ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2019年9月4日 ドイツ、カナダおよび中国で同時に、最新の電気自動車である「タイカンターボ」と「タイカンターボS」のワールドプレミアが行われた。
「タイカンは、70年以上にわたり世界中の人々を魅了し感動させてきたポルシェブランドのサクセスストーリーを継承し、さらに未来に繋いでいくでしょう。」。ベルリンでワールドプレミアを開催したポルシェAGの執行委員長であるオリバー・ブルームは、「今日が、新しい時代の始まりです。」と述べた。
4ドアスポーツサルーンは、ポルシェ特有の高いパフォーマンスと日常の使いやすさを両立させている。同時に、タイカンの高度な生産方法と機能は、持続可能性とデジタル化の分野で新しいスタンダードを作り上げた。ポルシェAGの執行委員であるマイケル・シュタイナーは、「これからの電気自動車時代のために、本物のポルシェを作り上げると約束しました。歴代のポルシェ開発者が作ってきたような迫力あるドライビングと高度なテクノロジーを併せ持つ魅力的なスポーツカーであり、世界中の人々の情熱を刺激するような一台を。そして今、その約束を果たせたと思います。」と述べた。
撮影: クリストフ・バウアー
シリーズの最初のモデルは「タイカンターボS」と「タイカンターボ」。
仕様
ローンチコントロール時オーバブースト出力560kW(761PS)
ローンチコントロール時0-100km/h加速2.8秒
航続距離 412km
最高加速 260㎞/h
ローンチコントロール時オーバブースト出力500kW(680PS)
ローンチコントロール時0-100km/h加速3.2秒
航続距離 450km
最高加速 260㎞/h
撮影: クリストフ・バウアー
タイカンは、通常の電気自動車が搭載する400Vではなく、800Vの高電圧バッテリーシステムを搭載する世界初の市販車である。バッテリーをわずか5分充電するだけで、100㎞の走行が可能となる。タイカンのドライバーが路上を走行する際、これは大きな利点となる。
タイカンターボS 800V高電圧バッテリーシステム
ポルシェのDNAが活きるエクステリアデザイン
タイカンの無駄のない洗練されたデザインは、新しい時代の始まりを告げている。それと同時に、紛れもなくポルシェのDNAを受け継いでいる。フロントは強くカーブしたフェンダーにより、ワイドでフラットな印象。リアに向かってなだらかに傾斜するスポーティなルーフラインとなっており、彫りの深いサイドも特徴的だ。流線形のキャビン、リアに滑らかに繋がるⅭピラー、ウィングの特徴的なショルダーは、ブランド特有のシャープなリアスタイルを形作る。リアのライトバーに組み込まれたガラス調のポルシェロゴなど、革新的な要素もある。前面低抗係数のCd値0.22というエアロダイナミックス性能が、エネルギー消費の削減と、長距離航続に貢献している。
撮影: クリストフ・バウアー
ワイドディスプレイスクリーンバンドが形作る、ユニークなインテリア
コックピットも、全く新しい洗練された構造となっている。自立型のカーブした計器類はダッシュボードの一番上に位置し、ドライバーにとって見やすく使いやすいものとなっている。中央の10.9インチディスプレイでは、情報とエンターテインメントを映し出すのみならず、オプションで助手席ディスプレイを組み合わせることで、一体となったディスプレイバンドを形成する。すべてのユーザーインターフェイスはタイカン用に全く新しく設計されたもので、スイッチやボタンなどの従来のハードウェアコントロールを大幅に削減した代わりに、インテリジェントで直感的なタッチ操作もしくは「Hey Porsche」という呼びかけに応答する音声操作によって行われる。
タイカンのインテリアは、レザーは一切使用しておらず、ポルシェ初の革新的なリサイクル素材で作られており、持続可能なスポーツカーであることを強調している。
出所:「newsroom The Media Portal by Porsche」https://newsroom.porsche.com/
※弊社(株式会社トランスコンチネンタルオートモービル)も、タイカンターボを取り扱っております。
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ポルシェの新しい電気自動車タイカンは、ナイアガラの滝からニューヨークへの408マイルのロードトリップへ出発した。
この旅は、12月に販売が開始されるタイカンが実際に遭遇する太陽、雨、交通事情などの現実世界の課題の元に行われた。
250マイルを走行し、バッテリー残量が39マイルとなったタイカンは、ブルームズバーグにあるElectrify America充電ステーションで一度だけ充電した。24分の短い充電でバッテリー残量を14パーセントから85パーセントに引き上げた後、残りの158マイルを走破してタイカンはニューヨークに到着した。
タイカンの製品ライン担当バイスプレジデントであるステファンウェックは、「最終形態のタイカンが初めて実際に路上を走行するのを見て、また長距離に渡って快適なパフォーマンスを披露してくれて感動しています。当然ながら多くのポルシェオーナーは、タイカンに他のポルシェに期待されるのと同様のハードユースを望んでいますが、この車はその期待を上回るものです。現時点では、これがアメリカに存在する唯一の本物のタイカンですが、これから多くのオーナーの皆さまの元へ届き、世界中の道路を走る日が待ちきれません。」と述べた。
タイカンターボ仕様
出力(kW)500kW
出力(PS)680PS
航続距離 450km
加速 ローンチコントロール時 0-100km/h 3.2秒
※弊社(株式会社トランスコンチネンタルオートモービル)も、タイカンターボを取り扱っております。
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