カイエンクーペターボGT、テスト走行

新しい年が幕を開けて早速、ポルシェのエンジニアはスウェーデンで新しいプロトタイプのテストを行なっている。それはカイエンのスポーツバージョン、カイエンクーペターボGT。このプロトタイプは後部中央に全く新しい排気システムを備えている。

このカイエンクーペは前方からみると既存のモデルとほぼ同様に見えるが、後部の中央に新たに装備された黒い排気システムが見える。なお両サイドにある排気口はフェイクで、排気していないため雪で白く覆われている。

このモデルのためにパワートレインが改良され、カイエンターボS Eハイブリッドのパワートレインの670 hp(500 kW)から、出力をさらに約820hp(612kw)に引き上げる予定であり、このモデルがランボルギーニウルスの4.0リットルツインターボV8を超えるだろうというレポートもある。さらに、パフォーマンスSUVには、スポーツバージョンのサスペンションが搭載され、オンロードでのパフォーマンスが向上。ブレーキのアップグレードも見込んでいるという。

この強力なパワーを持つカイエンクーペがいつ到着するのかは現段階では判明していない。ポルシェには、2020年にデビューするターボやタルガを含む911のバリエーションが多数あるが、このモデルも2020年中に公式発表されるのではないかと予想されている。

出所:https://www.motor1.com

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